滋賀の名物、丁稚ようかん
丁稚羊羹
丁稚ようかん
名物に旨いものあり > 滋賀の名物
菓匠禄兵衛
滋賀県伊香郡木之本町木之本1087

名称:和生菓子
原材料:砂糖、小豆、小麦粉、デンプン、水飴、塩

賞味期限:製造日より4日
丁稚ようかん (滋賀)

 丁稚羊羹(でっちようかん)は、その名の通り、関西言葉の丁稚が付くように(丁稚奉公の丁稚:関東では小僧)、主に関西圏でよく見られる羊羹である。名前の由来はその地域によって諸説があり、製法もまた少しずつ違うようだが、全国的なイメージでは、ちょっとチープな羊羹であろうか。

 滋賀県近江八幡市では、「近江八幡から全国へ丁稚奉公に出た子供達が、帰省後に奉公先へお土産として持ち帰った」ことが由来するとしている。製法は、小麦粉と小豆を練って、竹の皮に包んで蒸し上げたもの。

 以前にも何となく食べた記憶はあるが、本場の丁稚羊羹はどのような物なのか、興味津々で食べてみることに。ちなみに、近江八幡市では「和た与」というお店が、特に有名らしい。


 ゴワゴワとした大きな竹皮を開いてみると、スーッと竹皮に薄く流された小豆色の丁稚ようかんが出てきた。早速、竹皮からはがして食べてみると、うん?、なんだこの独特な風味と食感は‥。モチモチとした歯ざわりで、ようかんとは違うサッパリとした風味は、”ういろう”にも似た感じなのである。おや、中には小豆の粒も入っとるなー。あっさりとしたこの丁稚ようかんは、一人一枚は楽勝だ(と思う)。

 それにしても、この竹皮が立派過ぎる。もしかして、だまされてないよねーと疑い始め、少し燃やしてみると、ちゃんと自然の匂いがした。

メモ)
 福井では水ようかんのことを、丁稚ようかんと言うらしい。
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