名物に旨いものあり
源氏巻(島根)

 山陰の小京都・津和野を代表する銘菓「源氏巻」は、幕末から続く歴史の長いお菓子で、現在でも十軒以上のお菓子屋さんで製造販売されている。またこれには、津和野城主が勅使の接待役を務めた際、指南役の吉良上野介(忠臣蔵の)にも差し上げた、という逸話も残るそうな。‥どうしても源氏絵巻の方を連想してしまうが、やはり源氏絵巻にあやかったものらしい。


 紙巻を開いてみると、良い香りの経木(きょうぎ:薄い木の皮)に包まれた源氏巻が入っていて、それは更にビニール袋で包まれていた。中から出てきた茶色の源氏巻は、切ってみるとカステラ生地の中に”こしあん”がビッシリ。そのドラ焼きにも似た香りの源氏巻を食べてみると、ドラ焼きよりも(東京の)人形焼に近い風味に思えた。まあだいたい皆さんの想像通りの味であるが、それに少し付け加えると”駄菓子”的な味わいでもあるような。

 追記)
 多くの店の「源氏巻」を見ると、山田竹風軒本店の物にだけ「商標登録」と表示されていた。ということは、おそらく老舗は山田竹風軒本店という事なのだろう。
源氏巻
 津和野名物 源氏巻
去O松堂
島根県鹿足郡津和野町森村ハ19-5

名称:菓子
品名:源氏巻
原材料:こしあん、砂糖、小麦粉、卵、還元水飴、膨張剤

賞味期限:約1週間
保存方法:直射日光、高温多湿を避け、常温(20℃以下)で保存
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