仙台の名物、萩の月
萩の月
萩の月
名物に旨いものあり > 仙台の名物
菓匠三全
宮城県柴田郡大河原町大谷字保料前18

名称:生菓子
原材料:牛乳、卵、砂糖、小麦粉、還元水飴、乳製品、バター、麦芽糖、澱粉、グリシン、乳化剤、香料、膨張剤

賞味期限:10日
萩の月 (仙台)

 子供たちが「ハゲの月〜」と発しながら、ハシャイで喜ぶ銘菓「萩の月」。友人からは「仙台に行ったら買ってきて」と、リクエストされることもしばしば。お土産でおいしいものを頂くことは稀であるが、これを買って帰れば(一部の偏屈人を除いて)ほぼ喜ばれること請け合いなのである。‥現在では全国でこの商品の類似品「○○の月」がたくさん出回り、大変なことになっているのだよね。

 萩の月は一個ずつ重厚なパッケージに入れられており、高級感を漂わせている。その箱に描かれている美人絵は、あの「小梅ちゃん」の作者、林静一氏によるもの。


 箱から出し包みを開け、(自分の)儀式の”匂い嗅ぎ”をしてみたら、あら〜、ゆで卵のような匂いがしたよ。食べてみると、クリームパンのクリームに似た風合いだが、当然それよりも美味しいカスタードクリームの感じだね。外皮のカステラ生地はしっとりとしていて、中のクリームと一体感をかもし出している。うん、何度食べても、おいしいのだよね〜。甘さ控えめであっさりしているので「何個でも〜」、と行きたいところをこの高級感が(わたくしに)ブレーキをかけるのさ〜。

 ただ、賞味期限が短い(たぶん1週間程:正確には製造後10日間)ので、貰ったら早めに食べてしまおう。冷蔵庫で冷して食べてもよろし。

メモ)
 萩の月は、当時人気だった「シュークリーム」と、最も高級品とされていた「長崎カステラ」を合体させるイメージで作られたもの。ただしカスタードクリームが日持ちせず、それを克服するためにエージレス(脱酸素剤*1)を入れたのだという。

 ‥最初はそんなに売れなかったが、旅客機の機内食に採用されたのをきっかけに徐々に人気が高まり、ユーミン(松任谷由実さん)が深夜番組で「おいしい」と発言したのをキッカケに大爆発したのである。

*1)
 脱酸素剤を最初に食品に使ったのは、この「萩の月」。先代社長とその同級生による研究の成果。

p.s.
 萩の月は宮城県の大河原町の地で作られている。最近その工場近くにできた売店にて、この萩の月を含むアウトレット商品が販売され、人気を博しているそうな。
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