名物に旨いものあり

鹿児島の旨いもの、かるかん

かるかん饅頭

(鹿児島)

 薩摩名物かるかん(軽羹とも書く)は、鹿児島ではとってもポピュラーなお菓子で、かるかんを作っているメーカーもたくさんあり、なんと家庭でも作られる逸品なのだそうな。しかも、その材料である、かるかん粉(*1)も売っていたりするのだ。かるかんは元々、羊羹のような棒状のもので、その後、あんこなどを入れた饅頭が出現したのだという。また、いまでも棒状のかるかんも売られているらしい。

 なんちゅうか、原材料に米粉と山芋を使用し、混ぜて蒸した、その発想が素晴らしい。(‥後日いろいろ見聞きしていると、九州地方の料理では、山芋を料理のつなぎに使うことが、しばしばあるような。)

*1:かるかん粉は、うるち米を乾燥させたもので、上新粉よりも少し粗い


 簡易的でストレートな包装に、少し閉口した。それほど身近である、という事なのかも知れないね。かるかんは、真っ白なスポンジ系のまんじゅうで、中のあんこは普通のこしあんのようだ。生地はカステラのようでもあり、がんづきのようでもある感じ。匂いをかいでみると、少し山芋の香りもする、とても不思議なまんじゅうなのだ。

 食べてみると、なんじゃこりゃ、今までに食べたことが無い味わい。おいしいような、そうでもないような、いったいどっちなんだろう。今まで食べた饅頭の中で、一番、甘味が少ない大人の味だ。うーん、でも記憶に残る食味でもある。これはやっぱり、郷土の味なんだろうなー。
かるかん
鹿児島銘品 かるかん饅頭
給纐ハ屋
鹿児島県霧島市国分野口東1-8

名称:蒸し菓子
品名:かるかん饅頭
原材料:砂糖、山芋、米粉、小豆、卵白

殿様菓子とも呼ばれる鹿児島伝統のお菓子。山芋、かるかん粉(米粉)、砂糖をあわせて蒸し上げる。
全国の名物 > 鹿児島の名物
クチコミ
(C) 名物に旨いものあり 2005-13