秋田の名物、諸越
秋田もろこし
秋田諸越 御幸の華
名物に旨いものあり > 秋田の名物
(株)菓子舗 榮太楼
秋田県秋田市高陽幸町9-11

名称:菓子
品名:御幸の華
原材料:小豆粉、砂糖

賞味期限:1ヶ月ちょっと
秋田もろこし (諸越)

 秋田県民でも、今ではなかなか食べないという秋田諸越(もろこし)。このたび、思い切って挑戦してみることに‥。何故に「なかなか食べない」かというと、何しろ硬くて仕方ないそうだ。ちなみに、「はぁ〜仕方ない」は、秋田県民同士の会話の中に頻繁に出てくる、あいづちにも近い、便利な言葉なのである。

 秋田諸越は落雁(らくがん)の一種であるが、もち米で作る通常の落雁とは一線を画し、小豆の粉と砂糖だけで作る和菓子である。秋田県内には、この秋田諸越を作るお菓子屋さんが数多く存在するが、その中から、昭和天皇にも献上したという秋田市の老舗、榮太楼の「御幸の華」という秋田諸越を頂いてみることにしよう。‥ちなみに、元祖は杉山壽山堂(秋田市)なのだそうな。


 紙包みを開けてみると、薄茶色の四角い「もろこし」が出てきた。表面にはそれぞれ違った絵が、立体的に型どられている。パキンと半分に折って口に入れてみると、なるほど、これは硬いが、噛めない程ではない。何気なくなめていると、ゆるやかに溶けていく。ほほう、これは落雁というよりも、この軽い甘さと香ばしさは、麦こうせん(麦こがし)に近い風味に感じる。

 現代では素朴すぎる感はあるが、これはこれで、想像したより(ウワサに聞くより)も面白い。「なめるお菓子!」のサブタイトルを付ければ、もっと受け入れ易いかも知れないね。‥と思いを巡らしながら4つも食べてしまっていた。食後、テーブルの上は粉粉じゃ〜。

 p.s. 近頃では、やわらかい「生もろこし」なる物も売られている。
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