京都の名物、蕎麦ぼうろ
そばぼうろ
蕎麦ぼうろ
名物に旨いものあり > 京都の名物
(株)丸太町かわみち屋
京都府京都市上京区丸太町通河原町西入信富町331

名称:菓子
品名:そばぼうろ
原材料:小麦粉、砂糖、鶏卵、そば粉、膨張剤

賞味期限:届いた時点で約2ヶ月半
蕎麦ぼうろ (京都)

 涙が出るほど懐かしいお菓子の缶を見つけた。その名も「蕎麦ぼうろ」。「蕎麦ぼうろ」と聞いても、そのお菓子を見ても、ピンと来なかったのだが、お菓子の缶箱を見て「あっ」と気が付いた。その何ともいえない渋ハイカラな肌色の缶箱により、脳裏にこびり付いていた記憶が、やさしい空気と共に、今よみがえって来たんだよね。

 ぼうろ(ボーロ)は、ポルトガルやオランダから伝えられた焼き菓子であった。その後、明治の末、京都の(なんと)蕎麦屋「河道屋」が、蕎麦粉をぼうろに加えて梅型に焼いて売り出したのが「蕎麦ぼうろ」の始まり。以後、京名物として他店にも引き継がれたりしながら、今に続いている。


 その独特な色合いの缶箱を開けてみると、麦こがし(麦こうせん)のような独特な香りがしてきた。ぼうろは梅の花型のがほとんどで、丸い小粒(つぼみ)のも少しばかり入っている。一つ食べてみると、カリカリ・ポリポリ、おう旨い。カリポリ食感を少しの間楽しむと、あとは自然に溶けて消えて行く。噛まずに舐めても溶ける気はするが、私はとうてい我慢できず、噛んでしまうのさ。以前食べたパンのような軟らかい「丸ぼうろ(佐賀)」とは全然違うよ。

 このほんのり甘くて素朴な軽いお菓子、他にはたとえようがないが、強いて言うとクッキーかマカロンの感じかな。‥初めて食べた家人は、蕎麦の香りが強くすると訴えていた。

メモ)
 私が食べた「かわみち屋」は、昔のラジオ時代にラジオCMを流して有名になり、現在でも皆さんに親しまれている会社。また前段に出てきた漢字の「河道屋」は別の会社で、「蕎麦ぼうる」という商品名で販売している、説明通りの元祖なのだそうです。
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