名物に旨いものあり 名物に旨いものあり
サーターアンダギー
Content
サーターアンダギー、ゴマ・黒糖・プレーンの3種類 サーターアンダギー(黒糖、プレーン)
全国名物沖縄の名物 / クチコミ
沖縄県那覇市

:小麦粉(薄力粉)、ペーキングパウダー、玉子、砂糖、バター、油

サーターアンダギー

(沖縄)

「サーターアンダギー」っていったい何なんだ、と思っていたところ、直訳すると「サーター(砂糖)、アンダ(油)、アギ(揚げ)」というものであり、別名「砂糖てんぷら」というそう。で、それは沖縄ドーナッツとしても知られる、沖縄伝統の郷土菓子なのだ。なんだ、小豆あんではないのか~。なんだー、アンでないのギー。

 して、沖縄ではよく見かける食べ物であるが、本土ではあまり知られてはいなかったもの。でも、NHKの沖縄を舞台にした朝ドラ(ちゅらさん)の中で出てきて以来、とても有名になったのだった。テレビの力は恐ろしい。でもまたいつしか、忘れ去られるんだよね~、きっと。


サーターアンダギー②  ある日、とある沖縄物産展に行ってみると、揚げたてのサーターアンダギーが山積みにされているのを発見。

 それは見た目にも色が違う、ゴマ、黒糖、プレーンの3種類の山。いきおい3種類を買って食べてみれば、「あげ饅頭のあんこ無し」という感じであるが、素朴な味わいで、なんか旨い。表面がサクサクしていて、中はむっちりと歯ごたえがあり、あごが疲れるくらいなのである。また飽きの来ない、やめられない味なのさ~。

 ミスタードーナツの(今もあるのか?)オールドファッションにも似た食感かな~。ゴマ、黒糖、プレーンの順に旨いと感じたよん。

メモ)
 ちなみに、サーターアンダギーのレシピはドーナッツとは違い、水を全く使わず、水分は卵のみを使うのだと‥。なるほど、だからあんなに割れるのか~。そして、その割れる姿は「笑う」と呼ばれて喜ばれ、縁起物と‥。
©名物に旨いものあり