名物に旨いものあり

河内晩柑(かわちばんかん)

を実食
晩柑
あまくさ晩柑(河内晩柑)
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福田農園
熊本県天草市河浦町

熊本県熊本市河内町で発見された文旦の一種

時季:3月~9月に出荷

河内晩柑

(熊本)

 河内晩柑は5月に開花し、その後に実をつけてから、なんと翌年の3~9月に収穫されるという、なんとも珍しい果実なのである。一瞬、気が付かないが、よく考えてみると、それは「去年の実と今年の実が一つの木に同居する」ということなのだ。なんとも不思議な光景だね~。ぜひ見てみたいもの。

 更に面白いことに、河内晩柑から派生した同じ種類の柑橘類がたくさんあるそうで、美生柑,夏ブンタン,宇和ゴールド,御荘ゴールド,ジューシーゴールド,愛南ゴールド等々、色んな名前が付けられているんだよね~。

 河内といえば大阪の東部あたりを示す地名が有名であるが、熊本にも河内町という地名があるんだぞよ。


 河内晩柑は、全体は丸い形ではあるが、よく見ると上部(ヘタ)に向って円錐の形になっている。まあ、さすがに1年以上も木になっていただけあって、上部に黒い点々が多く見られるね~。大きさはソフトボール大から、そのひとまわり、ふたまわり大きいものまで様々。

 で、皮をむいてみると、外側の皮も黄色いが、中の身も黄色いのである。それも鮮やかな黄色。1年以上木になっていたせいもあり、香りは少ないよう。して、実食してみたら、この4月物はかなりジューシーで、じょうのう(袋)の中の実は意外と細やか、繊細な風合いだ。グレープフルーツにも似た感じかな~。甘味も酸味も程ほどで、比較的食べやすい。あとは、種は小さくて、無いのに等しいね~。

 以前、この河内晩柑の仲間の、美生柑や宇和ゴールドを食べたことがあるが、河内晩柑は美生柑などとは全く違った種類に思えてしまう。

 ちなみに文旦と実を比べると、以下のように‥。

晩柑 文旦
河内晩柑の実 文旦の実
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