名物に旨いものあり 名物に旨いものあり
牛たん
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仙台牛タン 喜助の牛たん
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きすけ(「き」は本来、七が3つ)
仙台市泉区泉中央1-7-1

牛タン定食は、麦飯、テールスープ、お新香(青唐辛子の南蛮味噌が多い)が定番。

仙台の牛タンは分厚い。タンのスライス処理後、冷蔵庫で3日ほど熟成させたものを炭火で焼くのだそうで。

仙台牛タン

(仙台)

 牛タンは、最近では焼肉屋でも普通に食べられるようになったのだが、仙台の牛タン専門店で食べる牛タンは一味違って、実に旨い。牛タン専門店では炭火焼きが一般的で、炭火焼きのせいで旨いのかと思えば、そうではない。肉の厚みも違うし、何かが違う。仕入れたタンそのものと、下ごしらえが違うのかなー。

 牛タン焼きは仙台が発祥で「味太助」の初代、佐野啓四郎さんが昭和二十三年、仙台市中心部に牛タン焼きの専門店を開き、全国にその味を知らしめた。今では牛タンの歌ができたり、仙台駅の3F新幹線乗り場の裏に牛タン通り(と鮨通り)ができて有名店が軒を連ね、旅行者で賑わったりしている。


 喜助(きすけ)というチェーン店で私はよく食べるのだが、これが実に旨い。この店は、あっさり系なので初めての人にはお勧めだ。牛タンは、唐辛子がミソなので、躊躇(ちゅうちょ)無く思いっきり唐辛子をかけて食べるのがよい(と自分は思う)。こんがり焼けたジューシーな牛タンは、ヘルシーで美味しいんだよね~。おしんこ、麦飯、テールスープも旨いし、この三つの絶妙なコラボレーションが良いのである。これに生ビールを注ぎ込んだら、もう言うことなし。文句のある人、手を上げてみれ~!
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