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イカナゴの釘煮
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イカナゴの釘煮 いかなごのくぎ煮
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豊村 政美 TZ
兵庫県神戸市須磨区白川台6-18-6

名称:無添加 いかなご 釘煮

:いかなご(兵庫県産)、砂糖、醤油、味醂、生姜(高知県産)、(原材料の一部に小麦・大豆を含む)


賞味期限:2か月後
保存方法:冷暗所に保存

イカナゴの釘煮

(兵庫)

 兵庫県の瀬戸内海地域では、春になるとイカナゴの釘煮が各家庭で作られ、とっても親しまれているそうな。それも大量(生のイカナゴを20キロ使用も)に作り置きされ、親しい人に送られたり、また冷凍庫に保管されたり、一年中楽しまれるのだという。まあ、関西の近隣地域でも(家庭で作りはしないが)、よくお店で売られているらしいね。と、いうわけで、そんなにおいしいのなら、食べてみなくては~。ま、ちょっと注目すべきところは、生から甘辛に炊いて作られるところじゃよ。

 ちなみに、イカナゴとは「スズキ目・ワニギス亜目・イカナゴ科の魚類」で、東日本ではコウナゴ(小女子)、西日本でシンコ(新子)と呼ばれるもの。そしてまた成魚になると別の名前に‥。


 黒っぽく飴色に炊かれたくぎ煮は、見るからにおいしそうなのだ。まあ、食べる前から何となく味が想像でき、いざ食べてみたところ、やっぱりあの味、この味、期待通りなのである。食感がちょっとだけ硬めで、噛むと柔らかくほぐれ、甘辛のイカナゴの風味でご飯が包まれる。いや、これだけでご飯がすすみ、他におかずはいらないほど。ほんと、家計の味方、言うことなし。また、一匹を丸ごと食べるわけなので、栄養も満点なのさ。

 えーと、早い話が小魚の佃煮なのであるが、自分の記憶にあるガチガチの硬い佃煮とは違い、これは柔らかめで食べやすい。そのわけは、生から炊いたからか、作りたてだからか、しばらく置いてみないと分からんの~。
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