茨城の名物、栗
栗 剥き栗
茨城特産の栗
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JA茨城中央
茨城県笠間市飯合146

産地:茨城
等級:秀
サイズ:4L
内容量:1キログラム
シーズン:9月~10月頃
品種:不明

4Lの規格なのか、大体は5cm前後で、5cm超えもゴロゴロ。それでも最大は5.2cm
笠間の栗 (茨城)

 栗は都市部に住んでいると遠い存在であるが、全国津々浦々の山林、家庭の庭、栗林などでちゃんと自生、植栽、または栽培されているのだよね。

 栗といえば山を連想するが、何故か平地の茨城県がダントツの栗の出荷量を誇る。国の2008年作物統計によると、茨城:5030t、熊本:3220t、愛媛:1990tであった。また栗には色んな種類があり、筑波、丹沢、銀寄などが多く作られている。だいたい日本の栗は病虫害に強い品種が多く(害虫のクリタマバチに対抗するため)、中国の天津甘栗などのように、皮が薄くて渋皮がむきやすい品種はほとんど作られていない。でも最近、渋皮がむきやすい新しい品種(ぽろたん)が開発されたそうなんだよね。


 せっかくなので、売られている茨城産の栗の中で、一番大きい4Lサイズの栗を買ってみる。するとそれはとっても大きく、茨城という土地柄でもあり「この紋所が目に入らぬか」という名前で売ったらどうかと思えるほどの大きさで(ゴルフボールより大きい)、家族を驚嘆させたのであった。

 調理方法も知らず、買ってすぐに適当に茹でてみた。茹で上がった栗の匂いは、独特の匂いがするね。これは渋皮の匂いかなー。このデカイ栗は、鬼皮(外皮)がかなり硬く、むくのに困難を極める。特にお尻のザラザラ部分がしつっこい。やっとむいても、更に中の渋皮も頑固なのである。あきらめて渋皮付きでそのままかぶりついてみると、ほくほくしていて旨い。でも、先日食べた普通サイズの栗より確実に淡泊であった。‥何事も、ほどほどが良いということか。

 やがてそれ以上、皮をむくのが嫌になり、半分に切ってスプーンで食べることにした。やっぱり、これがよい。デカイと半分に切るのも大変だけどね‥。

メモ)
一般的な食べ方
  1. 栗を2~3日干す(甘味が増す)。
  2. 沸騰した多めのお湯に栗を入れ、40~50分位煮る。
  3. 栗が柔らかくなったら火を止め、お湯を切る。
  4. 蓋をして5~10分蒸らす(皮を柔らかくするため)と出来上がり。
※別の方法として、生栗を数週間、低温保存して甘くする方法もある。この方法は、生産者自身があらかじめ行っている場合もあるようだ。

もっと簡単な食べ方
 破裂しないように、ザラザラしたお尻部分を割るイメージで切れ目を入れ(実に達するまで)、電子レンジ(700W)で2分間または、オーブントースター(180度)で15分間加熱する。

笠間市の栗
 後日、茨城県の笠間市の栗が、NHKの番組で紹介されていた。要約すると、以下の通り。
  • 丹沢という種類の栗は、実が黄色くなって色合いが良い。
  • ポン菓子を作るような圧力釜で焼く「焼き栗」が、シブ皮が取れやすくて、しかも旨い。秋になると、それがここの名物として売られている。
  • イガのまま収穫して機械でむくとキズがつくので、落ちた栗を拾っている。
  • 拾った栗は、1日毎に乾燥が進むので、拾ったらすぐ冷蔵庫に入れるとよい。ここでは0℃で保存している。そうすると、デンプンが糖に変わり、1ヶ月で糖が3倍になる。
  • 桃栗3年というが、本当にちゃんとした栗になるには10年かかるらしい。

渋皮むきが簡単に
 皮のむきやすい栗は、前述の「ぽろたん」に加え、最近「ぽろすけ」というのも開発された。つくば市の農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)によるもの。この2種類はそれぞれ収穫期間が違うので、とっても都合がよいそうな。
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