新潟の名物、笹だんご
笹団子
笹だんご
Home > 新潟の名物
新潟県周辺地域

原材料:うるち粉、もち粉、あん、砂糖、ヨモギ、笹の葉
笹だんご (新潟)

 なんじゃこれは。笹だんごの表示がなければ、なんじゃこりゃ。いやこれは、かなり手の込んだ餅であるね。餅を笹の葉で包んで、尚且つ、つる(スゲまたはイグサ)で縛ってあり、それをまた一塊につなげてあるのだ。なん(で)じゃこりゃ。よくぞ、そこまでやってくれたものだ。中が見えないので、旨そうなのか、そうでないのか、開けてみるまで分からない。買おうか買うまいかと葛藤しつつ、ダンゴという名前だけで買ってしまった。

 ちなみに、この餅は笹の葉でくるんだまま蒸すと、おいしくなるのだそうな。また、翌日の方が、餅が程よい固さになって旨いらしい。


 笹の葉をはぐと、中から笹と同じ色のヨモギ餅が、ピーナッツ型につながったまま2個出てきた。食べてみると、ヨモギ餅の中には粒の小豆あんが入っていて、笹とヨモギの香りと、小豆あんとの三重奏で、より野性的な味わいを醸し出している。ヨモギの餅を草餅ともいうが、まさにそんな味わいなのである。旨い。

 これは大手のお菓子屋さんでは真似のできない、素朴な田舎の味わい、名物そのもの。一度好きになると、とことん好きになる、そんな逸品だと思う。やはり笹で包んであることが、この団子の命だね。
©名物に旨いものあり 2004-14