山形の名物、庄内柿
庄内柿
庄内柿
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JA庄内みどり
山形県酒田市曙町一丁目1番地

メインは平核無柿(ひらたねなしかき)で管轄内での出荷量は年平均2500トン(2004年)

収穫期:10月下旬~11月初旬
庄内柿 (山形)

 柿は言うまでもなく旨いもの。地方に行くと、どこにでもなっていて、(近頃は)庭に沢山なっているのに、そのまま放置している家も多いのではないかな。他人にもがれるのは嫌だが、そのまま朽ち落ちるのは、どうってことないらしい(言い過ぎか‥)。ちなみに、柿には隔年結果という現象があり、豊作と不作が交互に訪れる。なので、営農で栽培するには、それなりの管理が必要なのだね。

 明治18年、鈴木重光さん(鶴岡市)が新潟の苗木屋より数種の柿の苗を購入し自宅の庭に植えた。その中の1本に、果実が扁平で、しかも種のない柿があることを発見。そこから庄内柿が始まったという。


 この柿は庄内柿の特徴の通り、平べったく角型で、半分に切ってみると種が無く、中も皮と同じだいだい色なのである。食べてみると‥、おうこれこれ、柿らしい味だ。柿には、リンゴとも梨ともミカンとも違う、独特で濃厚な風味があり、それが格別なのであるね。

 そういえば、ミカンやリンゴや梨は腐って食べられなくなることがあるが、柿は腐って食べられなくなることが殆ど無い(腐りにくい)。むしろ柔らかくなった方が旨いのである。バナナと同じように熟した方が旨い感じだね。

 庄内柿は毎年、箱買いして食べているが、年(や生産者)によって多少、味も違い、値段も違うものである。

メモ)
 柿には、渋柿と甘柿がある。甘柿は成熟すると、硬い果肉の状態でも甘く、すぐ食べられる。それに対して渋柿は、成熟しても渋くて食べられない。しかし、この成熟という表現に少し語弊があり、渋柿でも熟れて朱色のゼリー状になると、もっとも美味しくなり、鳥と人間との取り合いになるのだね。

 それから、皆さんが食べている大抵の柿は渋柿で、成熟した渋柿を渋抜きして甘くした柿。硬くてパリパリ食べられる甘い渋柿なのよね。
©名物に旨いものあり 2004-14