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白えび
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白えび 白えび天ぷら
全国名物富山の名物 / クチコミ
割烹かわぐち
富山県射水市中央町19-31

漁期:4月~11月(旬は7月~)

白えび

(富山)

 と、富山湾でしか獲られていない、珍しいエビがあるという。それは「白えび」と言われるもの。それはまた、ブリ、ホタルイカと並び、富山県のシンボル魚とされている貴重な産品なのだ。これは駿河湾のサクラエビと同様、深海に生息するエビで、味はおいしいが足が速いため、今まではあまり流通に乗らず、地元でしか知られていなかったと。

 で、昨今は冷凍技術の進歩と、ネット時代のクチコミの力が功を奏し、この頃は「白えび天丼」から「白えびせんべい」まで、色んな白えびが提供されるようになってきたのである。して今回はとある物産展にて、白えび天ぷらを‥。と、そのお店では白えび5点セット(お刺身、釜ゆで、かまぼこ、ふりかけ、甘酢漬け)まで販売していたのだよ~。


 その川エビ程の大きさの白えびは、天ぷらにしても、やはり白いエビのままなのだ。が、よく見ると、シッポ辺りがほんのりピンク色で、目の位置の黒い点々が、こちらを見ているのが分かる(笑)。で、匂いはエビの天ぷらそのもので、特に変わった様子はない。

 それから意を決して食べてみると、おう、これは小エビの天ぷらに間違いなし。直感的に、小エビにしては幾分、身が多いように思え、その分、甘くも感じる。また鮮度がよく、臭みもなく、上品な風味で旨し。うーん、天丼にして食べたいような‥。

 そして、後でフライパンで軽く煎ってから食べると、香ばしくて更においしくなったよ~。

メモ)
 テレビで紹介されているのを見てしまった。で、白エビは日本海各地でチョビチョビ獲れるものではあるが、白エビ漁としてたくさん獲れるのは富山湾だけなのだと。

 そして旬になると、富山のスーパーにて普通に売られるようになり、また居酒屋のメニューにもお目見えするそう。あと、小さいので皮をむくのが大変なので、刺身は効果になるよう。
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