名物に旨いものあり

駿河屋 を実食
駿河屋の羊羹
駿河屋の本練 夜の梅、煉羊羹
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(株)駿河屋
和歌山県和歌山市駿河町12番地

品名:夜の梅
名称:菓子(羊羹)
原材料:グラニュー糖、生餡(小豆)、小豆、水飴、寒天、和三盆糖、還元水飴、トレハロース

品名:煉羊羹
名称:菓子(羊羹)
原材料:グラニュー糖、生餡(いんげん)、水飴、寒天、和三盆糖、カルミン酸色素

駿河屋の羊羹

(和歌山)

 練り羊羹の発祥の店ともいわれる和歌山の駿河屋は、室町時代から続く歴史のある和菓子屋なのだそうで、なんと秀吉の大茶会で、諸侯への引き出物としてこちらの羊羹が用いられた、とオフィシャルサイトには書かれてあった。

 この駿河屋には「夜の梅」という羊羹があるが、これは東京で有名な「とらやの羊羹」にも同じものがある。どうも”とらや”がこの「夜の梅」の元祖らしいが、なぜにみな「夜の梅」という名を付けるのであろうか。たまにしか羊羹を食べない一般人には分からないが、羊羹業界では「夜の梅」は、定番の業界用語になっているんだよね~。


「夜の梅」(黒)
 見ると、羊羹のあんの中に大きな小豆の粒が丸ごと、しかもきっちりとした形で入っていた。おそらくこの辺りが「夜の梅」の定義なのではと‥。食べてみると、かなりの上品さで、練りに練ってまろやかに仕上げられ、甘味が抑えられた感じ。小豆の粒のところを食べてみると、ほほう、ちゃんと小豆の香りがしてきたぞ~。

「煉羊羹」(赤)
 こちらは見ての通り、きれいな紅色である。食べてみると、かすかだが独特の香りがする。おそらくこれはインゲン豆の香りかな~。うん、自分はなんかこちらの方が好きである。

 どちらも上品過ぎるほど上品。それゆえ、羊羹をあまり好まない人にも、受け入れられる羊羹だと思う。‥おそらく現代風にアレンジしているものと。

メモ)
 2014年5月、経営難に陥った「駿河屋」は民事再生手続きを断念し、事業停止、破産手続きへ。
 その後、2015年3月「駿河屋」を継承する新会社「総本家駿河屋」が営業再開。
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