名物に旨いものあり
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吉野葛 を実食
吉野葛
吉野本葛 天極堂
葛餅手作りセット
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㈱井上天極堂
奈良県御所市戸毛107
名称:葛餅手作りセット
原材料
【葛餅ミックス粉】葛澱粉、砂糖
【きな粉】大豆、砂糖、食塩
【黒蜜】黒糖(沖縄産)、上白糖、蜂蜜、水飴

賞味期限:届いた時点で約4ヵ月半

保存方法:冷暗所(25℃以下)にて保存
旨い

吉野葛

(奈良)

 葛(くず)といえば、まっさきに葛湯を思い出し、子供の頃、風邪を引いた時などに食べた記憶がよみがえる。それはトロッとしていて温かく、スプーンですくって食べると甘い味がし、微かに独特の風味があるものだった。まあ、大人になってからはそれを食べる機会はなくなり、もっぱら中華料理やラーメンの”あんかけ”、はたまた知らぬうちに料理に使われ、意識せずに食べているものくらいだ。

 ちなみに、葛というものはツル性の植物で、葛粉は根のデンプン質を利用したもの。で、吉野葛は奈良県吉野地方産のくず粉と定義される、いわば葛の高級品。それは2007年に地域団体商標にも登録されているらしく‥(第5063961号)。

 まあ、普段使われる葛粉も片栗粉も、そのデンプンを原料としており、片栗粉と称しているものなんぞは芋のデンプンが原料だったりする。ということは、どれも似たようなものなのかな~。


 今回仕入れたのが自分で作って食べる葛餅セット。が、これが案外手の混んだ作業であり‥(詳細は省略)。

 で、出来上がった葛餅はちょっと色づいた半透明のもので、そこへ黄な粉をまぶし、黒蜜をかけて食べるもの。して葛にはほぼ匂いはなく、完成した葛餅は黄な粉の香りがプワーンと漂うものだった。そして食べてみれば、それはプルンプルンとしていて、所々に黄な粉の砂糖のシャリシャリ感があり、またハイパワーの黒蜜の風味が全体を包み込む。

 実際、葛餅を初めて食べたが、なるほどこれは餅と言えるものだね~。して、プルンプルンの中に舌を突っ込んでみたら、あの葛湯の味がするような‥。

 葛餅、わらび餅、どちらもそのデンプンから作られるものだから、水分量や練具合いからその弾力が変わり、あとは原料からくる微かな風味の違いがあるのだろうと、少ない体験ながら、今はそう思う。
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