岩手の名物、ホヤ
ホヤ
三陸名物ホヤ
名物に旨いものあり > 岩手の名物
種市漁業協同組合
岩手県九戸郡種市町第22地割131-1

マボヤは、原索動物門、尾索綱、ホヤ目、壁性亜目に属する。

北海道から九州、四国方面まで広く分布しているが、特に東北地方から北海道に多い。生産量は宮城がダントツで一番だが、ここでは天然ものとして岩手のホヤを取り上げる。
ほや (岩手)

 三陸名物のホヤ。好きな人は大好きで、嫌いな人は絶対嫌いという海の珍味だ。東北地方の人はよく知っているが、それ以外の地域の人は知らないことが多い。東京から来た人に「食べたことあるか?」と尋ねると、「あるが、とてもまずかった」という。ホヤは鮮度が命で長持ちはしない。地元のホヤは絶対違うと説得し、無理やり食べさせるのが私の楽しみの一つなのだ。

 ホヤは牡蠣(カキ)と並ぶ優れた栄養食品で、活性酸素の生成を防ぐ最強の抗酸化ミネラル「セレニウム」を含む、数少ない食品だという。ホヤの旬は春〜夏、8月が一番甘いと地元の漁師が言っていた。冬のホヤに比べグリコーゲン含有量が断然多いらしい。


 ホヤの味は独特で、口では言い表せないものだ。口に入れると磯の香りと苦味が入り混ざった、なんとも言えない和音を醸しだす。実に(私には)旨い。毎年、旬になると食べずにはいられない酒の肴なのだ。でもそんなに多くは食べないかなー、大体は酢醤油に薬味なんぞを添えて少しだけ‥。

 最近、東北の旅先の旅館で食べたホヤは、なんちゅうか上品に出来ていて、臭みもまろやかになっていた。通には不満かも知れないが、一般旅行者には良いと思われるね。
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