名物に旨いものあり 名物に旨いものあり
イカ天・いかフライ
Content
イカ天・いかフライ いか姿フライ
全国名物広島の名物 / クチコミ
製造所:㈱全珍
広島県呉市広末広1-3-28
販売者:㈱なとり
東京都北区王子5-5-1

名称:魚介加工品
商品名:いか姿フライ

:小麦粉(国内製造)、植物油、でん粉、パン粉(乳成分・大豆を含む)、いか(魚介乾製品)、砂糖、食塩、いかパウダー、胚芽、植物性たん白、香辛料、酵母エキス、卵白、全卵粉末 / 調味料(アミノ酸等)、膨張剤、トレハロース、甘味料(ステビア、カンゾウ)、乳化剤、香料、着色料(カロチノイド)


賞味期限:買った時点で約4ヶ月半
保存方法:直射日光・高温多湿を避け保存

イカ天・いかフライ

(広島)

 わたくしは今、脂質制限を強いられているため、全食品の脂質量をチェックしながら暮らしている。そうすると、あることに気が付く。それは旨い物にはアブラが多いということ。とにもかくにも美味しくなるのは、アブラ、アブラ、アブラ、なのである。

 そして、最近話題になった「脂肪の味は6番目の味覚」という論文。なるほど、それは合点する。

 そしてそして今回は、イカ天の話。イカ天は広島(呉・尾道)発祥と言われており、更に「いかフライ」を製造する全国11社のうち、9社が広島にあるのだそう(2021年、なとり社調べ)。

 それで今回は、広島でよく食べられているらしい、素うどんのイカ天乗せを‥。いつもは素うどんに「かき揚げ」とか「あぶらあげ」を乗っけている自分だが、このイカ天だとどんな感じなのかと。それに袋の裏に脂質量が表示されてあるので、計算も楽。2枚入れても全然問題なしで、案外低脂肪なのさ~(1袋5枚入りで脂質11.8g)。


イカ天・いかフライ②  袋を破ってみた、と、それはもうお菓子。反則なほど、たまらない良い匂いがする。それを讃岐うどんに乗せてみると、まあまあ、マンザラでもない景色。

 そして、ツユに浸したイカ天をパリパリッとかじれば、こりゃ旨い。料理として何も違和感がなく、またそれは旨味の宝庫なのだ。続けてうどんをすすったら、旨い、なんだか旨いのである。イカ天の味が濃い分、それがオカズになって食がすすむのよ~。2枚乗せたけど、1枚で十分いける。ほい、合格。我が家の定番に決まりそう。

 ちなみに、食べ終わると、湯面には天ぷらのときのような大きなアブラ粒ではなく、ミクロ的なアブラ粒で覆われていた。んー、消化に関係するのやら、しないのやら。
©名物に旨いものあり