東京の名物、どらやき/清寿軒
どやらき
どらやき
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御菓子司 清壽軒
(創業江戸文久元年)
東京都中央区日本橋小舟町9-16

名称:和生菓子
品名:どらやき
原材料:卵、砂糖、小麦粉、小豆、炭酸、ハチミツ

消費期限:4日

どら焼き

(東京)

 どら焼きは東京・上野の「うさぎや」から始まったとされ、浅草の「亀十」など、都内には数多くの名店が存在する。しかし、日本の殆んどのお菓子屋さん同様、家内工業的経営のため、地元で愛されるお菓子として留まってしまっているのである。また「どら焼き」は生菓子であるため賞味期限も短く、遠くには行けないんだよね。

 そんな東京の’どら焼き’の中から、今回は清寿軒(せいじゅけん)の’どら焼き’を‥。ちなみに今まで食べた’どら焼き’の中では、「志ち乃」の梅どら(茨城)が一番美味しかったと思う。


 大福帳と大きく書かれたシンプルな白い箱(そういえば、うさぎやも、志ち乃もシンプルな白い箱だ)を開けてみると、茶色のどら焼きがギッシリ。少し残念なのは、輸送の衝撃で幾分つぶれ気味。

 一つ取り出しセロハンの袋を開けてみると‥、ほほう、期待通りの甘いカステラの匂いがする。更に鼻を近づけると、もううっとり、天国に連れて行かれちゃうね。半分に切ってみると、中の小豆餡の量が多く、プックリと膨らんでいるのが分かる。

 その香りに包まれつつ食べてみると‥、うん?、これは~。最初に口の中に広がったのは、こんがりと焼けたちょっとした苦味、そして甘味を極力おさえたと思われる小豆餡の風味。これらが独特な個性を醸し出し、どら焼きワールドへといざなうのである。ふーむ、ふむ、箱書きのシブさと「どら焼き」の苦味が妙にマッチしてござるな~。最初は「えっ」と思ったが、次第に慣れてくると好きになる、不思議な円盤じゃよ。
©名物に旨いものあり 2010-15