大阪の名物、村雨
村雨
村雨(むらさめ)
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(株)塩五
大阪府貝塚市西町7-1
「村雨」で商標登録を取得

名称:和生菓子
品名:村雨
原材料:小豆、砂糖、米粉

消費期限:3日

村雨

(大阪)

 村雨(むらさめ)は、大阪は泉州岸和田の名物で、米粉とこしあんを練り合わせて蒸し、棹物(さおもの)にこしらえたお菓子である。見た目がそぼろ状であることから、雨の村雨(*1)をイメージして名付けられたもの。この泉州地域では、昔から多くのお菓子屋さんで村雨が作られ、それぞれ個性豊かな村雨が伝承されていると‥。

 あ、そうそう、この「村雨」、なんかどっかで聞いて頭にこびり付いているな~と思ったら「南総里見八犬伝」(NHKの人形劇でもやっていた)に登場する、架空の妖刀の名だったのである。あとは「いざとなったら玉を出せ!」っていうヤツも懐かしいな~。

 *1:一般的には「にわか雨」のこと


 箱を開けてみると、羊羹のような棹状の物が入っていて、それは小豆色の粒が固まった代物に見える。いちおう匂いを嗅いでみたが、まあそれらは感じられないようだ。そして、その両端にある切り口の断面も側面と同じそぼろ状で、くっ付いて餅状になったりしていないところが素晴らしい。

 食べてみると、ちょっとボソボソ感はあるが、ちゃんと湿り気と粘り気があり、ほんのりとした甘さの小豆アイスのような風味。インパクトがあるような特徴的な味わいではないが、よそには無い珍しい食感がある。旨いんだか、どうなんだか分からないが、神秘的なお菓子であることに間違い無し。
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